令和6年10月8日(火)
学習発表会に向けて(実践活動部)
木々の葉が色付き始め,日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。夏休み明けから始まった「教育実習Ⅰ」では,19名の学生が4週間にわたって教育実習に取り組みました。毎日の授業や休み時間の交流などを通して,実習生にとっても子供たちにとっても,充実した4週間になりました。「芸術の秋」と言われるこの季節に,本校では「学習発表会」に向けての取組が本格的に始まります。今年度は,10月17日(木)が児童鑑賞日,10 月20日(日)が保護者鑑賞日です。先日,友の会代表委員会で話し合い,今年度の学習発表会のテーマは,「戮力協心(りくりょくきょうしん)~自分の個性を輝かせ,全員が主役の学習発表会をやりとげよう~」に決まりました。テーマの達成に向けて,心を一つに協力しながら取組を進めていきます。
学習発表会は,子供一人一人のよさや可能性を見いだし高めていく大切な行事です。今年度から,学年での発表となります。学級を超えた活動を通して,学年の相互理解が深まり,他者を尊重し,支え合う「思いやる子」,より多くの児童が一つの発表について,自ら考え,工夫しながら活動する「つくりだす子」,学年の目標に向かって粘り強く最後まで「やりとげる子」の育成につなげていきます。また,取組を通して一人一人のよさを一層伸ばし,児童の心の中に多くの達成感と喜びが残るよう,教職員が一丸となり指導に当たります。
日頃の学習の成果を発表する場として,行事の位置付けを見直し,「学習発表会」へと名称を変更して5年目を迎えます。子供たちにとって,自分の発表を御家族に観てもらえること,励ましや賞賛の言葉を掛けてもらえることは何よりの喜びだと思います。保護者の皆様には,これまで同様,附小っ子の頑張りを温かく見守り,応援していただきますよう,どうぞよろしくお願いいたします。
?
令和6年9月2日(月)
教育実習Ⅰの開始にあたって(教育実習主任)
本校は,北海道教育大学の附属校として,年間を通じて教育実習生を受け入れています。教育実習を通じて,学生たちは教育現場の実際を直接体験し,この経験が教職に対する理解を深めるとともに,教育に対する情熱や使命感を育むきっかけとなっています。
1学期には,大学1年生を対象とした「学校教育の実践と省察」と,大学4年生を対象とした「教育実習Ⅱ」を実施しました。「学校教育の実践と省察」では,大学1年生が子供たちの様子を観察し,教育現場についての理解を深めました。「教育実習Ⅱ」では,昨年度に中学校で実習を行った学生が,小学校の教育現場で教える経験を積み,教職への理解をさらに深めました。コロナ禍の影響で実習に制約があった時期もありましたが,昨年度からは,子供たちとの距離を縮めつつ学びを深める実習が行えるようになり,学生たちは充実した実習期間を過ごしています。
2学期には,小学校の教員を目指す大学3年生を対象とした「教育実習Ⅰ」を実施します。今年度の「教育実習Ⅰ」は,9月2日(月)から9月27日(金)までの4週間にわたり,19名の実習生を受け入れます。各学級に実習生が配置され,子供たちとの交流を通じて,児童理解や学習指導,学級経営などについて学びます。例年,この4週間の実習を通じて,実習生が子供たちに注ぐ温かい眼差しにより,子供たちの笑顔が増え,その笑顔に満ちた教室では,お互いを認め合う声が自然と広がっていきます。今年度も,そのような光景が見られることを期待しています。
保護者の皆様には,本校が教育大学の学生にとって,教育現場での実践的な経験を積むための重要な場であることを御理解いただき,引き続き御協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年6月3日(月)
教育研究大会の開催に当たって(研究主任)
今年度の教育研究大会は,対面参加を基本とし,一部の教科はオンライン参加を併用して,6月14日(金)に6学級の授業を公開します。
「新たな価値を創り出す子供を育てる教育活動の創造」を研究主題とし,2年次研究「自ら学習を調整する子供を育てる,各教科?領域の学習づくり」の実践として,下記の授業を公開します。
例年,旭川市内はもとより,全道?全国から多くの先生方に御来校いただいております。今年度も,全国各地から,より多くの方々に御参加いただけることと思います。
参加者の皆様には,児童一人一人がICT等を活用し,よりよい学び方を選択しながら,自立的に学習を進める姿,異なる考え方が組み合わさることでよりよい学びを生み出す姿など,生き生きと学んでいる附小っ子の姿を御覧いただきます。
なお,研究大会当日は,附小サポーターの方に受付,来賓接待等のお手伝いをお願いしています。本校の先見的?先導的な研究を発信し,実り多い研究大会となるよう,保護者の皆様にお力添えいただきますよう,よろしくお願いいたします。
令和6年5月1日(水)
「初志貫徹」~大運動会~(実践活動部 運動会担当)
大運動会では,「集団活動の意義を理解し,規律ある集団行動をすること」「運動することのよさについて考え,協力して取り組むこと」「運動に親しみ,体力の向上に積極的に取り組むこと」をねらいとしています。
先日,今年度の合い言葉が,「初志貫徹~あふれる個性で仲間とともに,最高の大運動会を全力で楽しもう~」に決定しました。これは,各学級から出されたアイディアを友の会代表委員会でまとめたものです。今年の重点目標である「やりとげる子」から,大運動会に向けて,「一人一人が掲げた目標を達成するために頑張り抜く中で,自分や友達のよさやがんばりを認め合い,協力することを通して運動会をやりとげ,これからの学校生活も楽しもうとする前向きな思いを膨らませてほしい」という思いを込めて作成しました。この気持ちを更に高め,今後の練習に取り組むことができるよう励ましていきます。
大運動会当日,仲間と共に力を合わせ,全力で競技に臨む附小っ子の姿に,是非御注目ください。学年ごとの開催となりますが,保護者の皆様には,温かい御声援と御協力をよろしくお願いいたします。
令和6年2月6日(火)
「スマイル」(第2学年担任)
令和5年12月11日(月)
「高学年を見据えて」(第4学年担任)
あっという間に12月を迎えました。辺りは,すっかり冬景色となり,街中では「ジングルベル」の音楽が聞こえるとともに,クリスマスケーキの予約を受け付けている様子もよく見られます。教室では,「今年のクリスマスプレゼントは,1年前から決めていたんだ!」「お正月は,親戚が集まるから,楽しみ!」と,年の瀬に向かって,楽しい話題が多くなり,よい雰囲気の中で2学期を終えようとしています。さて,4年生の合言葉は,「エジソン」です。世界の発明王「エジソン」は,「努力の人」「不屈の人」として知られています。また,「成功できる人っていうのは,『思い通りにいかないことが起きるのは当たり前』という前提をもって挑戦している。」「それは失敗じゃなくて,その方法ではうまくいかないことがわかったから成功なんだよ。」など数々の名言を残しています。それらの言葉からは,「前向きに!」「最後まで!」努力を続けることが大切だというメッセージが強く伝わってきます。
以上のことから「子供たちが,最後まで前向きに努力を続けることにより,自分たちの成長を実感できる1年間にしたい!」との願いを込めて学年の合言葉としました。
先日,学習発表会を行いました。「自分たちの手で創り上げる学習発表会」を意識しながら,短期間の中で,効率よく練習や準備を進めて,当日の発表会に繋げました。準備段階では,シナリオづくり,音源の準備,歌づくり,小道具づくり,バック絵づくり,動画づくり等,発表会当日でも,舞台に立つことはもちろん,音響や照明,道具の管理等も,可能な限り児童が主体となって行いました。
☆一人一人が自分の役割をしっかりやり遂げる姿
☆互いに声を掛け合って,確認しながら物事を進める姿
☆困難にぶつかっても,自分の長所を生かしながら進んで取り組む姿
☆困っている仲間を見かけたときに,支えようとする姿
☆アドバイスをし合い,互いに高め合おうとする姿
このようながんばりの姿が,学習発表会の取組の随所に見られました。まさに,学年で目指す姿「前向き!」「最後まで!」が具現化している姿だと感じました。「今までで最高の発表になった!「もう一度,このメンバーで発表したい!」など,子供たちも大きな達成感?満足感を得て学習発表会を終えました。
「もうすぐ5年生」という言葉が現実味を帯びてきた今日この頃。来年度からは,友の会活動が始まったり,12人組では1年生とペア学年になったりするなど,より主体的に考えて行動する力が必要になります。
「目指す高学年像はどんな姿か,そのためにはどんな力を付けていきたいか」等を子供たちと話し合い,自分たちの未来像をしっかり見据えながら,残り4か月を過ごしていこうと考えています。
?令和5年11月1日(水)
「学年の合い言葉『みのり』に込めた思い」(第6学年担任)
今年度重視する目標「つくりだす子」を受けて,学年の合い言葉を「みのり」としました。アフターコロナの新たな学校生活をつくり出す中で,人と人が心でつながることの価値を改めて感じているところです。66人の子供たちが豊かに関わり合い,互いの存在を認め合い,高め合い,粘り強く取り組むことで,1つのまとまった大きな力をつくり出してほしい。そして,卒業を迎えるときには確かな心のつながりがつくり出され,一人一人の努力が実を結び,大きな「みのり」となり,立派に成長した姿で小学校を巣立ってほしいという願いを込めました。
10月22日(日)には,6年生にとって最後となる学習発表会が実施されました。当日の発表に向けて,役割を分担し,責任をもって台本づくりや小道具づくりをしたり,監督が中心となって劇の練習を進めたりと,一人一人のよさや頑張りを認め合いながら,学級全員の力でよりよい発表を目指そうとする姿が見られました。最高学年として,自分たちのよさを生かしながら,主体的に行動する姿に,大きな成長を感じました。子供たちの振り返りからも,「みんなで協力して,自分たちの力でつくり上げた」という充実感が伝わりました。
子供たちは,アフターコロナの生活の中で,これまでの学校生活で培ってきたことを基に,「学校生活をよりよくするために,今の自分たちがすべきことは何か」を常に考え,行動に移そうとしています。子供たちの思いを大切にしながら,残りの期間も「みのり」を意識し,何事にも前向きに取り組めるよう寄り添っていきたいと思います。
附属小学校をリードする最高学年として歩み始めて,半年が過ぎました。附属中学校の入試までは,残り1か月程度です。学年の合い言葉「みのり」の精神を大事にし,一日一日を大切に過ごしてほしいと思っています。
?令和5年10月2日(月)
学習発表会に向け(実践活動部)
木の葉が色付き始め,日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。夏休み明けから始まった「教育実習Ⅰ」では,21名の学生が4週間にわたって教育実習に取り組みました。毎日の授業や休み時間の交流などを通して,実習生にとっても子供たちにとっても,充実した4週間になりました。
「芸術の秋」と言われるこの季節に,本校では「学習発表会」に向けての取組が本格的に始まります。先日,友の会代表委員会にて,今年度の学習発表会のテーマについて話し合われ,「同心協力~仲間と力を合わせて,最高の学習発表会をつくり上げよう!~」に決まりました。テーマの達成に向けて,心を一つに協力しながら取組を進めていきます。
学校生活における表現の機会も戻りつつあり,改めて表現することの価値を実感することが多くあります。演じること,歌うこと,踊ること…自分の内面にあるものを形にする営みは,豊かな心の醸成につながっていきます。
日頃の学習の成果を発表する場として,行事の位置付けを見直し,従来の「学芸発表会」から「学習発表会」へと名称を変更して4年目を迎えます。今年度は,10月22日(日)に保護者鑑賞日を実施します。その際,御来校いただく保護者の皆様にも,感染対策に御協力いただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。
令和5年9月1日(金)
「やれば,できる!!」(第3学年担任)
早いもので2学期を迎えました。今年度は,運動会,研究大会,自然体験学習など数年ぶりにコロナ禍以前の形で行うことができました。このような行事を経験した3年生の子供たちは,2年生の頃よりも一回り成長した姿になっています。子供たち同士の相手意識も高まり,様々な場面で互いを認め合うことができるようになりました。
3年生は,「学年の合い言葉」を大切にしながら生活しています。その言葉は「やれば,できる!!」です。失敗を恐れず,何事にも勇気を出して,進んで新しいことに積極的に挑戦してほしいという願いを込めて,「やれば,できる!!」を学年の合言葉としました。
また,3年生は「学年で目指す子供の姿」を設定しています。その姿とは「力を合わせ,進んでくらしをきりひらいていく子供」です。具体的な姿として,「最後まで全力で取り組み,成就感を得る子」(やりとげる子)。「互いの良さを認め合うことにより,一人一人の良さを伸ばす子」(つくりだす子)。「感謝の気持ちを持ち続け,進んで相手に伝える子」(思いやる子)を目指しています。
その姿に到達するために,学校での過ごし方や友人への声のかけ方,授業での学び方などを各担任が指導しているところです。7月に行われた自然体験学習では,グループ行動ができるように計画しました。当日の活動では,うまくいかないこともありましたが,各施設での自主的な活動を通して,「自分たちで考えて行動する」ことを学ぶよい機会となりました。また,「集合時間に並んでいられるように早めに集まっておこう!」「○○さんのこと,みんなで待ってあげよう!」などすてきな姿がたくさん見られました。今回の自然体験学習を通して,うまく進んだところもそうでなかったところも,子供たちにとってよい経験となったと感じています。
今年度,学校現場では,コロナ禍で培った経験を活かして,よりよい学校生活の在り方を模索しています。コロナ禍で入学した現在の3年生一人一人が活躍の場を広げられるよう支援していきたいと思います。今後もこれまでと変わらぬ御理解と御協力をいただきますようお願いいたします。
教育実習Ⅰの開始にあたって(教育実習主任)
本校では,北海道教育大学の附属学校として,年間を通して教育実習生を受け入れています。1学期は,5月に教育実習Ⅱ(大学4年生),年間を通した取組として学校俯瞰実習(教職大学院生),を実施しました。また,今年度より「学校教育の実践と省察」として,大学1年生も児童の様子を見ながら教育について見識を深めています。ここ数年,児童との関わりの中で制約も多かったのですが,より子供に近いところで「『主体的人間の形成』を目指す教育活動」について学ぶことを実習の根幹に据えて,教育実習を進めているところです。
2学期は,教育実習Ⅰ(大学3年生)と次年度の教育実習に向けた基礎実習(大学2年生)があります。今年度の実習Ⅰは,8月28日(月)から9月22日(金)までの4週間で,21名の実習生を受け入れています。各学級に実習生が配属され,児童との触れ合いを通して児童理解や学習指導,学級経営等について学んでいきます。
教育実習期間中の子供たちの様子を見ていると,日に日に学級の絆が深まっていくことが分かります。実習生が子供たちに注ぐ愛情は子供たちの笑顔を引き出し,子供たちの笑顔に満ちた教室には,自然と互いを認め合う声が飛び交います。
人と人とが出会い,関係を築く過程で生まれる「別れを惜しむ」という感情を知ることもまた,教育実習を通した学びの一つです。
保護者の皆様におかれましては,本実習の趣旨を御理解いただき,御協力をお願いいたします。
令和5年7月5日(水)
「さあ,いこう!」(第5学年担任)
この言葉は,3月に行われたWBC(ワールド?ベースボール?クラシック)で,世界一に輝いた日本代表チーム(侍ジャパン)が,メンバーを一つにまとめ,士気を高めるための声出しの中で,締めの言葉として用いていたものです。どんな状況でも士気を高くもち続け,ネバーギブアップの精神が,優勝につながったと言われています。
5年生の子供たちも,一人一人が個性を発揮しながら,結束力を高め,「さあ,いこう!」という前向きな心で,どんな高い壁も乗り越えていってほしいという願いを込めて,このような合い言葉にしました。
また,今年度の学校教育の重点目標は「つくりだす子」です。自分たちの力で,第5学年を「最高」のチームへと成長させ,70人全員の幸せ(最幸)を願い,何事も現状に満足することなく,よりよいものを創り出そうとする姿勢(最好)を大事にして,学校生活を豊かにしてほしいと願っています。
このような願いをもってスタートした今年度も,あっという間に3か月が経とうとしています。子供たちは私たち担任の想像を遥かに超える頑張りを見せています。
5月13日(土)の大運動会では,自分たちの競技だけでなく,係活動にも取り組み,大運動会を成功へと導きました。自分の役割を果たそうとする姿,下級生を優しくリードする姿,勝利に向けて全力で取り組む姿は,観ている人の心を打つものがありました。
6月16日(金)の教育研究大会では,個でじっくりと考えたり,仲間と協働して課題を解決したりする姿を多くの参観者に見ていただきました。「子供同士で認め合う雰囲気が非常に心地よく感じました。」「これまでに身に付けてきた知識を活用して生き生きと表現しようとしている子が多く驚きました。」「子供たちが進んで学びに向かっている姿や互いに高め合っている様子が素晴らしかったです。」など,子供たちの学ぶ姿に感銘を受ける方がたくさんいました。子供たちの普段の頑張りが発揮された研究大会となりました。
一人一人が「最高」「最幸」「最好」に向けて,充実した学校生活を送っています。そして,私たち担任団も,すてきな子供たちと一緒に過ごせることに幸せを感じながら日々過ごしています。
次の大きな行事は宿泊体験学習です。どんな子供たちの姿が見られるのか楽しみです。
?
令和5年6月5日(月)
ロケット軍団が向かう先(第1学年担任)
入学してから2か月が過ぎようとしています。小学校生活のリズムにも慣れ,自分で身支度をしたり,時間を守って行動したりする姿が見られます。交友関係も広がり,明るく楽しく充実した日々を過ごしています。
学年の合い言葉は「ロケット」。この言葉に私たち担任は,以下の願いを込めました。
?友達(乗組員)への思いやりをもち,仲良く助け合いながら生活してほしい。
?広い世界(宇宙)に目を向けて,その中で自分のよさや可能性を探していってほしい。
?新しいことや難しいことにもくじけず,勇気をもって挑戦していってほしい。
先月,1点差の大熱戦で幕を閉じた大運動会において,「思いやりをもち,仲良く助け合いながら」活動する姿が見られました。
ペア学年である5年生とのブロック競技「玉入れ」。1回目の練習で勝利したのは,紅組でした。紅組の最後の一投が入り終わってからも,白組の競技がまだ続いていました。自分たちの勝利を喜んだのは,ほんの一瞬。すぐに,紅組の視線は白組に向かいました。
運動会当日,勝利したのは白組でした。白組が競技を終えた後,「頑張れ!」の声と共に温かな視線が紅組に向かいました。勝利を目指して真剣に戦った両組をつないだのは,「背中を押す声」と「温かな目」でした。この光景を見て,どんな困難が訪れても互いに励まし合いながら,よりよいチームになっていくことができると確信しました。
第1学年「ロケット軍団」は,思いやりの心を胸に未来へと向かいます。
?
教育研究大会の開催に当たって(研究主任)
今年度の教育研究大会は,対面参加を基本とし,一部の教科はオンライン参加を併用して,6月16日(金)に6学級の授業を公開します。
「新たな価値を創り出す子供を育てる教育活動の創造」を研究主題とし,1年次研究「各教科?領域における『個別最適な学び』と『協働的な学び』」の実践として,下記の授業を公開します。例年,旭川市内はもとより,全道?全国から多くの先生方に御来校いただいております。今年度も,全国各地から,より多くの方々に御参加いただけることと思います。
新型コロナウイルスによる制限が緩和されたことにより,今年度は4年ぶりに対面での授業公開となります。参加者の皆様には,「1人1台端末環境」を最大限に活用しながら,生き生きと学んでいる附小っ子の姿を授業会場で御覧いただきます。
なお,研究大会当日は,附小サポーターの方に受付,来賓接待,駐車場の案内等のお手伝いをお願いしています。保護者の皆様のお力を借りながら,本校の先見的?先導的な研究を発信し,実り多い研究大会となるよう,準備を進めております。
令和5年5月10日(金)
「大運動会に向けて」(実践活動部 運動会担当)
5月に入り,附小の子供たちは,休み時間に友達と思いきり体を動かしながら外で楽しく遊んでいます。
さて,今年度の大運動会は,5月13日(土)に開催されます。この運動会では,「集団活動の意義を理解し,規律ある集団行動をすること」「運動することのよさについて考え,協力して取り組むこと」「運動に親しみ,体力の向上に積極的に取り組むこと」を主なねらいとしています。
今年度の運動会の合い言葉は「切磋琢磨~協力して,絆を深める最高の運動会を創り出せ!~」に決定しました。これは,各学級から出されたアイディアを友の会運営委員会でまとめたものです。運動会に向けて,「学校生活で知り合った仲間たちと協力し合うことで,お互いに歩み寄り,これからの学校生活が楽しみになる運動会を創ろう」という思いを込めて作成しました。この気持ちを更に高め,今後の練習に取り組むことができるよう励ましていきます。
運動会当日,附小っ子の皆さんは,仲間と共に力を合わせ,日頃の成果を思う存分発揮し,自分の役割をしっかり果たすことと思います。真剣に競技に臨む姿,一生懸命に仲間を応援する姿,周りをよく見ながら係活動に取り組む姿に,是非御注目ください。御家族の皆様には,温かい御声援と御協力をよろしくお願いいたします。
令和5年3月3日(金)
「卒業式に向けて」 (第6学年担任)
3学期のスタートと同時に,学年では「卒業プロジェクト」が進行しています。卒業プロジェクトの係や仕事内容は以下のとおりです。
○学級卒業文集係:文集の個人ページや学級ページなどの構成を考える。
○呼び掛け編集係:卒業式のテーマや呼び掛けを作成する。
○卒業式合唱係 :卒業生合唱の選曲や練習計画などを決める。
○しおり編集係 :卒業のしおり「お世話になった先生」ページを作成する。
○分散会企画係 :学級分散会の企画や運営をする。
○学校奉仕活動係:お世話になった学校に対してできることを考える。
今年の卒業式のテーマは,「未来~夢への道~」に決定しました。このテーマには,「変化の大きい今の時代,様々な壁を乗り越えながら,それぞれの夢に向かって自分で道を切り拓いていこう」という意味が込められています。
今年度の6年生は,学校の様々な変革を体現した学年といえます。授業での活動や提出物の形など,一人一台端末の活用によって大きく変わりました。運動会や学習発表会などの行事は,これまでと異なる形での実施を余儀なくされました。学校として様々なことに挑戦した時期に高学年として過ごしたことは,子供たちにとって簡単なことではなかったと思います。そんな中であっても,子供たちは現状を受け入れ,仲間と共に試行錯誤し,新しい学校生活を創ってきました。卒業テーマを決める際に「夢の実現までの道を自分で切り拓く必要がある」ことに子供たちが共感したのは,これまで困難に立ち向かいたくましく過ごしてきた6年生の素直な気持ちからではないでしょうか。テーマの決定を通して,私たち教員も子供たちの前向きな意見から勇気をもらうことができました。
3月に入り,卒業式も間近となりました。6年生にとっては,中学生になっても何事にも挑戦し続けるためのよい一歩が踏み出せるような,在校生にとっては,6年生の思いを引き継ぎ,来年度に向かっていくことができるような卒業式となるよう,教職員全員で支えていきます。
?
?令和5年1月24日(火)?
「ぽけっと」(第2学年担任)
25日間の冬休みが終わり3学期が始まりました。2年1組「正しく前むきにハムスター学級」,2年2組「ふわふわバルーン学級」の子供たちは,新しい年への希望を胸に元気に登校してきました。2年生の合言葉は「ぽけっと」です。学校には,たくさんの仲間がいます。それぞれが自分らしさを大切にしながら,みんなが安心して生活できる学級や学年を作っていくことが大切です。 子供たち一人一人の「ぽけっと」に,学級や学年を作り出すための道具や材料がたくさん入っています。それぞれの「ぽけっと」に入っている個性をもち合わせよりよい学級,学年づくりに貢献していきます。そうした願いを込めて,2年生の合い言葉は「ぽけっと」にしました。
2年生の子供たちは,有り余るほどのエネルギーで,学習にも遊びにも全力で取り組み,元気一杯に学校生活を楽しんでいます。生活科の学習では,モルモットを飼育し,生き物に対する愛情,命の大切さについて考え,思いやりの気持ちを育んできました。体育の学習では,学級を越えて,共に運動を楽しんだり,道具の準備や後片付けに取り組んだりしています。未だコロナ禍にはありますが,学年として取り組むことができる数少ない機会を通して,学級や学年の絆を深めてきました。一人一人の「ぽけっと」には,2年生として過ごしてきた,たくさんの楽しい思い出が詰まっていることと思います。
いよいよ今年度も3学期を残すのみとなりました。3学期は,1年間のまとめとなる大事な学期です。2年生にとっては,「低学年」を卒業する準備の時期でもあります。今年,初めて「後輩」ができた2年生は,同じフロアで生活する1年生のお手本になるため,困っている1年生に声を掛けたり,手伝いをし たりしてきました。 お兄さん,お姉さんとしての自覚も,子供たちの「ぽけっと」の中身をより豊かにしているはずです。
3年生に向けて更なる成長を続けられるように,残りの日々を大切に過ごし,1年間を締めくくりたいと思います 。
?
令和4年12月1日(木)
学年合同氷鬼~休み時間の様子から(第4学年担任)
2時間目の終わりを告げるチャイムが鳴り,3時間目の授業準備を終えた子供たちは,続々と体育館へ向かいます。その後を追って,私も体育館へ向かうと,ある子が今の状況を詳細に伝えてくれました。「今日は,1組も2組も『全員遊びの日』だったので,学年合同で氷鬼をすることになりました。」私は,この言葉を耳にし,温かい気持ちになりました。なぜなら,休み時間という自由な時間の中でも,しっかりとした対話が展開されていることを知り,すてきな子供たちであることを改めて実感したからです。
1組のことを気に掛ける2組の子。反対に,2組のことを気に掛ける1組の子。お互いのクラスが同じ活動を進めていることを知り,「だったら,一緒にやろうよ」という声が上がる。仲介役の大人がいて,何か形式的に始まったわけではありません。子供たちが対話を通して,自然に遊びが始まっていったのです。「何でこんなことができるのだろう」と子供たちの行動に感動しました。各クラスから鬼を数名ずつ出し合い,1組も2組も一緒になって体育館を走り回る。私の中で,ある光景と結び付きました。
10月20日(木),学習発表会児童鑑賞日。4年生は,どちらの学級も国語で学習した「落語『ぞろぞろ』」に取り組みました。同じ落語を演じても,全く異なるものに見えるほど,クラスの個性が光りました。残り1回の練習は,質を高めることに注力する。私たち担任は,子供たちの一生懸命に表現する姿から,「演目のゴール」を思い描くことができていました。
しかし,お互いの演目を見終わった後,どちらのクラスでも「新たな演出プラン」について話し合われたのです。それは,お互いの演出のよい部分を取り入れるということでした。本番までの練習は,あと一回。掛けられる時間は少なくても,お互いの表現に敬意を表し,演出の変更に踏み切ったのです。お互いのよさを認め合い,お互いに取り入れる。学年目標「やどかり」に込めた「仲間との関わりを大切にしながら,自分(たち)を探す旅を続ける姿」を体現するものでした。
コロナ禍にあり,学年で何かに取り組むことが難しい状況ではありますが,子供たちはお互いの存在を大切にしながら,しっかりと学年としての絆を深めています。
?
?令和4年11月2日(火)
学年の合い言葉「結?ゆい?」に込めた思い (第6学年担任)
今年度重視する目標「つくりだす子」を受けて,学年の合い言葉を「結?ゆい?」としました。コロナ禍のいま,人と人が心でつながることの価値を改めて感じているところです。69人の子供たちが豊かに関わり合い,努力を互いに貸し合い,助け合うことで,1つのまとまった大きな力をつくりだしてほしい。そして,卒業を迎えたときには強固な心のつながりがつくりだされ,一人一人の努力が実を結び,大きく成長した姿で小学校を巣立ってほしいという願いを込めました。10月23日(日)には,6年生にとって最後となる学習発表会が実施されました。当日の発表に向けて,役割を分担し,責任をもって台本づくりや小道具づくりをしたり,監督が中心となって劇の練習を進めたりと,一人一人のよさや頑張りを認め合いながら,学級全員の力でよりよい発表を目指そうとする姿が見られました。最高学年として,自分たちのよさを生かしながら,主体的に行動する姿に,大きな成長を感じました。子供たちの振り返りからも,「みんなで協力して,自分たちの力で創り上げた」という充実感が伝わりました。
子供たちは,感染症対策により制限のある生活の中でも,「学校生活をよりよくするために,今の自分たちがすべきことは何か」を常に考え,行動に移そうとしています。子供たちの思いを大切にしながら,残りの期間も「結?ゆい?」を意識し,何事にも前向きに取り組めるよう寄り添っていきたいと思います。
附属小学校をリードする最高学年として歩み始めて,半年が過ぎました。附属中学校の入試までは,残り1か月程度です。学年の合い言葉「結?ゆい?」の精神を大事にし,一日一日を大切に過ごしてほしいと思っています。
?
令和4年10月3日(月)
学習発表会に向けて (実践活動部)
木の葉が色付き始め,日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。夏休み明けから始まった「教育実習Ⅰ」では,24名の学生が4週間にわたって教育実習に取り組みました。毎日の授業や休み時間の交流などを通して,実習生にとっても子供たちにとっても,充実した4週間になりました。コロナ感染収束までは,今しばらく時間が掛かりそうですが,このような状況下において何ができるかを模索しながら,学びを止めることなく歩み続ける附小っ子。前期の頑張りを生かし,一人一人がより一層成長することを目指し,本日から後期がスタートしています。
「芸術の秋」と言われるこの季節に,本校では「学習発表会」に向けての取組が本格的に始まります。先日,友の会代表委員会にて,今年度の学習発表会のテーマについて話し合われ,「百花繚乱~笑顔輝く 唯一無二の舞台を創り上げよう!~」に決まりました。このテーマには,「一人一人の個性を生かし,その個性を合わせる。そうすることで,観る人,舞台に上がる人,全ての人が楽しむことにつながっていく。そして,笑顔あふれる学習発表会にしたい。」という思いが込められています。
コロナ感染が広がってから,表現の機会が大きく減ってしまいました。演じること,声を届けること,歌うこと…今まで何十年も学校という場で行われてきた表現活動が制約される中,改めて思い返すのは,「表現という営みは,豊かな心の醸成につながる」ということです。一人一人の個性を認め合いながら,学級で一つのものを創り出していく。この過程で育まれた創作意欲と温かな心は,子供たちの未来につながっていくはずです。学習発表会の取組を通して,創り出す過程を楽しみながら,児童の心の中に多くの達成感と喜びが残るよう,教職員が一丸となって指導に当たります。
一昨年度より,従来の「学芸発表会」から「学習発表会」へと名称を変更し,日頃の学習の成果を発表する場として,行事の位置付けを見直しました。今年度は10月23日(日)に保護者鑑賞日を実施します。その際,御来校いただく保護者の皆様にも,感染対策に御協力いただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。
?
令和4年8月19日(金)
笑顔あふれる3年生を目指して (第3学年担任)
最近,ニュースで目にすることが多いのは,新型肺炎に関することですが,同時に,明るい話題として,大リーグエンゼルスの大谷翔平選手の活躍も毎日のように報道されています。投打の二刀流に挑戦し,結果を残し続けている以外にも,前向きな言葉でインタビューに答える姿,仲間の活躍を笑顔で讃える姿を見ていると,自然と応援したい気持ちになります。さて,これまで3年生68名も大谷選手に負けないくらい,物事に真剣に取り組み,学習や行事などで活躍し,確実に力を付けているところです。
学年の合言葉は,「花笑む」です。日本最古の和歌集「万葉集」でも使われている「大和言葉」です。「つぼみが開く?花が咲く?実を付ける」という意味のほか,「花が咲いたように華やかな笑い?人がほほ笑んでいる様子」を表す比喩表現でもあります。「子供たちが主体的に取り組むことにより,一人一人のよさが花開く1年にしたい」そして,「子供たちの微笑みにあふれた学年にしたい」との願いを込めて学年の合言葉としました。
そんな3年生の1学期の様子を3つ御紹介します。
☆運動会
「100m徒競走」と考案走「くきがのび?る」を実施しました。短い練習時間で学んだことをしっかり発揮し,大きな満足感を得て終えることができました。「次の行動をしっかり覚えて,テキパキ動くことができた!」「自分の全力を出せて最高でした!」と,それぞれの学級で立てた目標に向かって,意識を高くもって取り組むことができ,子供たちの成長を感じる運動会になりました。
☆社会科見学
旭川市の様子を高い場所から確認するために,サンタプレゼントパークのニコラス展望タワーへ行きました。タワーへの道は,冬にスキーでブラッキーリフトのコースとして利用している道だったため,「こんなに高いところを上っていくのはこわい!」との声も聞こえました。しかし,澄み渡る青空の下に広がる広大な緑の土地や,住宅地,高い建物などの広がる様子を見る中で,「楽しい!すごい!」といった思いに変わっていきました。
☆自然体験学習
当麻町の鍾乳洞,パピヨンシャトー,アスレチックへ行きました。当日は,雨に当たらず,気温もそれほど高くない環境の中で,予定通り活動することができました。
鍾乳洞とパピヨンシャトーでは,理科の課題に取り組みながら見学?体験しました。「探検みたいで楽しかった!」「ナナフシを実際に触ると,思ったよりもプニプニしていた!」と,鍾乳石や昆虫に興味津々でした。
アスレチックでは,「思ったよりも難しい遊具が多く,なかなかクリアできなかった!」「ターザンロープは,風が気持ちいいから何回も挑戦した!」と,2時間程,汗をいっぱいかきながら満喫しました。行動制限の中での生活が続いていましたが,この日は,体いっぱいに自然の豊かさを感じました。
?
2学期も,大谷選手のように周りの人から「応援したい!」と思ってもらえるよう,前向きな言葉で励まし合い,仲間の活躍を笑顔で認め合える,そんな学年づくりを目指していこうと考えています。
教育実習Ⅰの開始にあたって (教育実習主任)
本校では,北海道教育大学の附属学校として,年間を通して教育実習生を受け入れています。1学期は,5月に教育実習Ⅱ(大学4年生),6月に学校俯瞰実習(教職大学院生)を実施しました。コロナ禍ではありますが,児童の様子を見て学ぶことを実習の根幹に据えて,教育実習を進めているところです。2学期は,教育実習Ⅰ(大学3年生)と次年度の教育実習に向けた基礎実習(大学2年生)があります。今年度の実習Ⅰは,8月23日(火)から9月16日(金)までの4週間で,24名の実習生を受け入れます。各学級2名の実習生が配属され,児童との触れ合いを通して児童理解や学習指導,学級経営等について学んでいきます。
教育実習生を迎えるにあたって,私は子供たちにいつも以下の言葉を伝えています。
? 子供たちは,授業でたくさん発言したり,休み時間に一緒に遊んだり,実習生との関わりを通して,実習生への思いを強くしていきます。教育実習の最終週に企画する「実習生とのお別れ会」では,実習生と過ごす最後の時間について意見を交わし合い,当日は感極まって涙する子供も少なくありません。
実習生のために子供たちが存在しているわけではありませんが,人の夢を応援する心をもつことは,他者への思いやり,そして自分の夢を大切にする心へつながっていくと信じています。
保護者の皆様におかれましては,本実習の趣旨を御理解いただき,御協力をお願いいたします。
令和4年7月1日(金)
第5学年 合い言葉「INNOVATION(イノベーション)」 (第5学年担任)
今年度,本校が重視する具体目標「つくりだす子」を受けて,第5学年の担任で話し合い, 5年生に1年間大切にしてもらいたいこととして,合い言葉を「INNOVATION(イノベー ション)」としました。この言葉には,「革新」や「刷新」,「新機軸」,「新しい考え」という 意味があります。国が進める1人1台端末を活用した「GIGA スクール構想」の“I”も, “INNOVATION”の“I”です。単にデジタル化が進められるだけでなく,学習端末を利活用し,これまでにない学びを実現しています。クラス替えがあり,新たなメンバーで構成された各学級のメンバーにより,これまで培ってきた力を発揮しつつ,新しいアイディアや仕組みを考え,互いにとって有益な変化をもたらす高学年であってほしいと願いを込めました。コロナ禍での学校生活が続いており,今年度の運動会は学年ごとの分散開催となりましたが,令和元年以来の日曜開催となり,久しぶりに運動会の雰囲気を味わうことができました。開会式の進行やラジオ体操の模範演技など,例年,6年生とともに実行委員会として取り組む内容を,5年生の担当者で役割分担し,見事にやり遂げました。2つの個人競技では,体育の時間に学んだスタートダッシュの仕方や最後まで諦めずにゴールを駆け抜けることを意識し,学習したことを発揮する場となりました。
次の大きな行事は,宿泊体験学習です。この「ひこばえ」が発行される日は,第2日目に当たります。学校閉鎖等で思うように準備が進められない中での実施となりますが,今回の学習を通して,5年生として更なる成長を遂げることを期待しています。
令和4年6月3日(金)
にこにこ わくわく ひつじ学級 (第1学年担任)
1年生教室には,いつも「気を付け!」「はいっ!」と附小っ子らしい,ハキハキと元気な挨拶が響いています。
4月11日の入学式から1ヶ月以上が過ぎ,入学当初は時間がかかっていた朝の準備も,自分たちの力でスムーズにできるようになりました。ビフォーコロナであれば,朝の準備や初めての給食などは6年生のお兄さんお姉さんに助けてもらっていたのですが,コロナ禍においては学級の仲間と協力し合いながら自分たちの力で頑張っています。幼児期までに培ってきた力を存分に発揮し,「できるようになりたい」「がんばるぞ」という気持ちをもって学校生活を送っています。
1年生の学級名は,1組「にこにこ ひつじ学級」,2組「わくわく ひつじ学級」です。1年生の子供たちに,お互いの気持ちを確認し合いながら,自分も仲間も大切にし,協力しながら仲良く生活してほしいという願いを込め,どちらの学級名にも「ひつじ」を入れました。また,1年生の合言葉は「パレット」です。70名の1年生が「仲間の個性を認め合い,自分の世界観を表現する子」になってほしいという願いを込めています。
1年生の子供たちの様子を見ていると,スポンジのような吸収力で,日々ぐんぐんと成長していく姿に,驚かされる毎日です。特に学習では,姿勢を整えながら,目と耳と心で話を最後まで聞くことに頑張って取り組んでいます。また,元気よく手を挙げる子が多く,発表してみんなに伝えたいという意欲がとても高いと感じています。
1年生の学校生活はまだまだ始まったばかりです。これからも,ひつじのような優しさや温かさをもちながら,楽しい学校生活を送っていけるよう,両担任が大切に育てていきたいと考えています。
教育研究大会の開催に当たって (研究主任)
「探究する子供を育てる教育活動の創造」を研究主題とし,3年次研究「子供が探究する学習づくり」の実践として,下記の授業を公開します。例年,旭川市内はもとより,全道?全国から多くの先生方に御来校いただいております。今年度も,オンライン開催ということで,全国各地から,より多くの方々に御参加いただけることと思います。
全学級公開とはなりませんが,コロナ禍においても生き生きと学んでいる附小っ子の姿を御覧いただくことで,本校の先見的?先導的な研究を発信し,実り多い研究大会となるように,現在準備を進めています。また,GIGAスクール構想の実現に向け,昨年度から配備された「1人1台端末環境」を最大限に活用している様子も,公開授業を通して御覧いただく予定です。
?
令和4年5月6日(金)
「完全燃焼」 ~大運動会~ (実践活動部長)
先日,今年度のテーマが,「完全燃焼~仲間とともに心と身体を燃やし尽くせ~」に決まりました。子供たちが選んだ「完全燃焼」の言葉から,困難な状況を打破するための必死さや運動会に向けて本気で取り組もうとする決意が伝わります。また,テーマを決める際にある児童が「仲間と一緒に力を出し尽くすことで見えてくる景色がある」と発言し,周りの子たちの共感を得ました。この難しい状況に向き合い,子供たちなりに答えを見付けようとしている様子に,例年通りの開催ができないことへの歯がゆさを感じていた私自身も,運動会に向けて気持ちを新たにすることができました。
運動会当日,仲間と共に力を合わせ,全力で競技に臨む附小っ子の姿に,是非御注目ください。学年ごとの開催となりますが,保護者の皆様には,温かい御声援と御協力をよろしくお願いいたします。
?
令和4年3月1日(火)
卒業式に向けて(第6学年担任)
今年度の卒業式のテーマは,「挑戦~希望あふれる未来へ」に決定しました。このテーマには,「今まで学んできたことを生かし,仲間と共に新たな挑戦をしていきたい」,「新たな道への希望をもち,未来を切り拓いていきたい」という思いが込められています。このテーマは,3学期のスタート時に「卒業プロジェクト」を立ち上げ,卒業式テーマ?呼び掛け編集係が学級の意見を集約し,学年で相談した上で決定しました。卒業プロジェクトの係や仕事内容は以下のとおりです。
?
幸先のよいスタートとなりましたが,新型コロナウイルスによる学校閉鎖,学級閉鎖により計画どおりには仕事が進まない状況が生まれてしまいました。このような状況であっても,子供たちは不平不満を言うのではなく,現状を受け入れ,オンライン授業期間にも時間を見付けたり,朝の時間を活用したりして,仲間と共に再度計画を練り直し,仕事を進めています。この一年間,6年生の子供たちはどのような状況でも諦めず,今できる最善を探していこうと挑み続けてきました。前向きな子供たちの姿に,私たち教員も勇気付けられました。
3月に入り,卒業式も間近になってきました。6年生にとっては,中学生になっても何事にも挑戦し続けるためのよい一歩が踏み出せるように,在校生にとっては,6年生の思いを引き継ぎ,来年度に向かっていくことができるような卒業式となるよう,教職員全員で支えていきます。
令和4年1月18日(火)
「いいね!」(第2学年担任)
連日の寒さが続いた冬休みが終わって,3学期が始まりました。2年1組「シロナガスクジラ学級」,2年2組「明るく輝けムーン学級」の子供たちは,気持ちを新たに,元気に登校してきました。2年生の合い言葉は「いいね!」です。この言葉には,「友達のよいところに目を向け,お互いを認め合う安心感のある学級,学年にしていく」という願いが込められています。「よいところ」を見付けてお互いを認め合うことは,温かな雰囲気を作り出し,安心して生活することにつながると思います。まだまだコロナ禍において,通常の日常とはなりませんが,子供たちの学びの質を落とさないように工夫して教育活動に取り組んでいるところです。
2学期には,生活科「まちが大すきたんけんたい」で,学校周辺の地域(まち)の「いいね!」を見付けて,伝え合う学習を行いました。普段何気なく過ごしていたまちも,実際に探検をしてみると「モダ石油には,1日に何台の車が来るのかな?」「パトカーは7年間も使っているのに,あんなにピカピカなのはどうしてなんだろう?」「写真館の古いカメラは何に使うのかな?」などといったたくさんの問いをもつことができました。その後の探検では,それらの問いを解決するために,保護者の皆様にも引率の御協力をいただきながら,施設内を見学したり,インタビューをしたりする活動を行いました。学習のまとめでは,「春光写真館は80年前からやっているから,昔の附属小学校の写真があったよ。」「モダ石油には,車のことを調べられるすごい機械があったよ。」「パトカーのトランクには,誘導棒や折り畳めるコーンなどが入っているんだよ。」「郵便局のポストの中には,ごみが入らないようにする受け皿があるんだよ。」などといった,たくさん「いいね!」を見付けることができました。
3学期は,この1年間のまとめとなる大事な学期です。3年生に向けて,一人一人が自分自身の変化や成長を見つめ直し,更なる向上を目指していけるように,残りの日々を大切に過ごしていきます。
令和3年12月1日(水)
思いやりの心をもって未来を歩んでくれることを願って(第4学年担任)
朝夕の凍てつくような北風が肌身にしみる季節となりました。早いもので,2021年も残り1ヶ月となりました。去る11月19日,「開校120周年記念式典」と「120年の歴史を振り返り未来を語る会」を行いました。「120年の歴史を振り返り未来を語る会」では,「附小っ子宣言2021」を行い,4年生代表の児童2名は,以下の宣言をしました。
?
?私たちにとって学校行事とは,自分たちの頑張りを発揮する場です。その行事をこれからも大切にし,友達と協力し合い,成長することを誓います(1組代表)。
?思いやりの心をもって仲間と協力し合い絆を深めます。そして,決まりを守りながら附小っ子みんなで気持ちのよい学校生活を送ることを宣言します(2組代表)。
?
上記の宣言の内容は,これから歩む未来で「大切にしたいこと」です。どちらにも共通している言葉は「協力」でした。「協力」という言葉を本校の教育目標と照らし合わせると「思いやる子」に該当すると思います。つまり,4年生は「『思いやる子』を大事にして生活していきます」と宣言したことになります。
?
今,社会が大きく変化し,「5年後すら予想できない時代」と言われています。どのような時代になろうとも,大切にしなければならないことの一つは,子供たちが宣言した「思いやり」なのではないでしょうか。
宮沢章二さんの「行為の意味」という詩に以下の一節があります。
?
同じように胸の中の<思い>は見えない
けれど<思いやり>はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから
?
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
<心>も<思い>も 初めて美しく生きる
― それは 人が人として生きることだ
?
東日本大震災が発生した10年前,テレビのCMでよく流れていた詩です。
この詩に込められたメッセージも「『思いやり』をもって生きることの大切さ」です。
?
4年生としての学校生活も残り4ヶ月となりました。
子供たちがこれからも,思いやりの心をもって未来を歩んでくれることを願って,私たち担任団は,3月まで子供たちを精一杯サポートしていきたいと思っています。
令和3年11月1日(月)
学年の合い言葉「Approve」に込めた思い(第6学年担任)
今年度重視する目標「思いやる子」を受けて,学年の合い言葉を「Approve」としました。この言葉には「認める」という意味があります。子供たち一人一人には違いがあり,性格や考えていることは多様です。その違いを認め合うことで,自分の役割を発揮することができたり,よりよい考えが生まれたりします。その積み重ねによって,子供たち自身の力で更に楽しい学校にしていってほしいという願いを込めました。10月24日(日)には,6年生にとって最後となる学習発表会が実施されました。当日の発表に向けて,役割を分担し,責任をもって台本づくりや小道具づくりをしたり,監督が中心となって劇の練習を進めたりと,一人一人のよさや頑張りを認め合いながら,学級全員の力でよりよい発表を目指そうとする姿が見られました。最高学年として,自分たちのよさを生かしながら,主体的に行動する姿に,大きな成長を感じました。子供たちの振り返りからも,「みんなで協力して,自分たちの力で創り上げた」という充実感が伝わりました。
子供たちは,感染症対策により制限のある生活の中で,最高学年として今までのように活動することができないもどかしさを感じています。しかし,その中でも「学校生活をよりよくするために,今の自分たちがすべきことは何か」を常に考え,行動に移そうとしています。子供たちの思いを大切にしながら,残りの期間も「Approve」を意識して何事にも取り組めるよう寄り添っていきたいと思います。
附属小学校をリードする最高学年として歩み始めて,半年が過ぎました。附属中学校の受検までは,残り1か月程度です。学年の合い言葉「Approve」の精神を大事にし,一日一日を大切に過ごしてほしいと思っています。
令和3年10月1日(金)
学習発表会に向けて(実践活動部)
木の葉が色付き始め,日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。夏休み明けから始まった「教育実習Ⅰ」では,22名の教育大生が4週間にわたって教育実習に取り組みました。毎日の授業や休み時間の交流などを通して,実習生にとっても子供たちにとっても,充実した4週間になりました。いまだ感染収束を見通すことができず,教育活動がなかなか予定どおりに進められない中ではありますが,前期の頑張りを生かし,一人一人がより一層成長することを目指し,本日から後期がスタートしています。
「芸術の秋」と言われるこの季節に,附属旭川小学校では「学習発表会」に向けての取組が本格的に始まります。昨年度より,従来の「学芸発表会」から「学習発表会」へと名称を変更し,日頃の学習の成果を発表する場として,行事の位置付けを見直しました。昨年度は平日の分散開催としましたが,今年度は10月24日(日)に保護者鑑賞日を実施する予定です。その際,御来校いただく保護者の皆様にも,感染対策に御協力いただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。
「学習発表会」は,子供一人一人のよさや可能性を見いだし高めていく大切な行事です。今年度重視する具体目標である「思いやる子」を意識し,特に「学級のめあてに向けて,友達と協力しながら,思いやりをもって取り組む」ことを重視していきます。学習発表会の取組を通して,一人一人のよさを一層伸ばし,児童の心の中に多くの達成感と喜びが残るよう,教職員が一丸となって指導に当たります。
保護者の皆様には,学習発表会に込められた思いを御理解いただき,お子様の頑張りを励ましていただくようお願いいたします。
令和3年8月17日(火)
第3学年 合い言葉「THANKS」(第3学年担任)
学ぶことも遊ぶことも思い切り楽しむ3年生。まだまだ活動の制限がある中での学校生活ですが,「学校生活があること」や「仲間がそばにいること」に感謝の気持ちをもって充実した毎日を過ごしています。学年の合い言葉である「THANKS(サンクス)」は,日常的に感謝を伝えるカジュアルな英語表現「Thanks.」を語源としています。感謝の気持ちを伝えるのは,大きな出来事や特別な瞬間に限られたことではありません。毎日の生活にも人の心があふれ,多くの人の支えによって生活することができています。「ありがとう」という感謝の気持ちを日々大切に過ごしていってほしいという願いを合い言葉に込めました。
1学期最後の体育の学習は,学年での「小型ハードルリレー」でした。直線コースに設置された小型ハードルをリズミカルに跳び越し,進行方向で待ち構える仲間にバトンパス。これまで取り組んできた練習の成果を発揮しようと,どのチームも真剣に取り組みました。子供たちの関心事は,自分のチームのタイムだけではありませんでした。他のチームの走りを見て拍手で応援したり,バトンがうまくつながらなかったときに「大丈夫だよ」と声を掛けたりと,入学してからの日々の中で育まれてきた仲間への思いがあらゆる形で表れていました。
全てのチームが走り終えて,学習の振り返りをしました。
「自分が走る前に『がんばってね』と声を掛けられたことが嬉しかった。」
「バトンを落としてしまったけれど,その後も諦めずに走っていたのがよかった。」
友達の姿を見て,頑張りを伝えられる子がたくさんいました。お互いの頑張りを認め合い,流れた空気は温もりであふれていました。発言の後の拍手にも心が込められていました。その拍手が最高潮に達したのは,1学期で転校する仲間の言葉の後でした。
「最後の最後に,学年のみんなで今日のようなリレーができて本当に楽しかったです。」
彼の発言は,今日の学びのことだけを言っているのではありませんでした。これまで共に過ごしてきた時間に対する感謝の思いも含まれていたのです。彼の思いは,この日行われた学習だけで育まれたわけではなく,毎日,学年の仲間と共に過ごした時間の中で少しずつ少しずつ醸成されてきたのです。
学年としては一人少なくなって迎える2学期。彼が残した言葉を胸に,今,そばにいる仲間と過ごす日々を大切に過ごしていってほしいと思います。
教育実習Ⅰの開始にあたって(教育実習主任)
?
2学期は,教育実習Ⅰ(大学3年生)と次年度の教育実習に向けた基礎実習(大学2年生)があります。今年度の実習Ⅰは,8月23日(月)から9月17日(金)までの4週間で,23名の実習生を受け入れます。各学級1~2名の実習生が配属され,児童との触れ合いを通して児童理解や学習指導,学級経営等について学んでいきます。実習期間の中で,児童一人一人の成長に関わることや,その変容を間近に感じることができる教職の素晴らしさ,教育現場の実際や課題等を体験し,教員を目指す意志を一層強いものにしてほしいと考えています。また,児童にとっては,担任以外の大人と接する中で,人との関わり方を学んだり,新たな一面を発揮することができたりするなど,学びの多い期間となっています。
?
基礎実習は,8月25日(水)に遠隔授業システムを利用して実施します。通常であれば実習Ⅰの第1週と並行して大学2年生全員が授業を参観したり,休み時間に子供たちと遊んだりする機会となるのですが,今年度は,新型コロナウイルス感染症対策の観点から来校せず,授業の動画視聴や本校教員による講義で代替します。
11月には,6月に引き続き,教職大学院生の学校俯瞰実習(後期)を実施します。
教職員にとっては,将来,私たちと同じ教職の道を志す後輩たちを育てる機会です。時に優しく,時に厳しく指導しながら,児童にとっても実習生にとっても有意義で充実した実習期間となるように努めていきます。
保護者の皆様におかれましては,本実習の趣旨を御理解いただき,御協力をお願いいたします。
令和3年7月1日(木)
第5学年 合い言葉「ジョイナス!」(第5学年担任)
今年度の運動会は分散開催となりましたが,ペア学年となった1年生を優しい言葉で導く姿が印象に残りました。どうしたら1年生が楽しめるのか,どのように伝えると分かりやすいのかなど,1年生の表情を見ながら丁寧に対話しようと心掛けていました。
学年ごとに行われた団体競技では,一人一人が力を出し切れるように作戦を立てたり,友人にアドバイスしたりしながら,一丸となって競技に臨む姿が見られました。これらの活動を通して,子供たちは,自分一人だけでは到底味わうことのできない思いを仲間と共有できたのではないでしょうか。
これから5年生は,宿泊体験学習に向けて活動します。宿泊体験学習では,あらゆる場面で学年としてのつながりを大切にしていくことが必要です。先日のオリエンテーションでは,楽しみな気持ちの中にも責任をもった行動をしようとする子供たちの思いを感じることができました。宿泊体験学習を通して,学年としてのつながりを強くしながら,互いに高め合える集団に成長してほしいと思います。
令和3年6月2日(水)
うきうき わくわく いるか学級(第1学年担任)
明るく元気一杯な子供たちのエネルギーが,1年生教室やプレールームに広がっています。1年生が附小っ子の仲間入りをしてから,早くも2か月が経とうとしています。6年間の小学校生活は始まったばかりですが,子供たちは既に多くのことを学び,ぐんぐん成長しています。何もかもが初めての1年生ですが,今年度はコロナ禍のため,例年のように6年生に手伝いをしてもらうことができません。朝の準備,給食準備や片付け,清掃活動は,時に失敗をしながらも,全て自分たちで進めてきました。
4月26日にオンラインで実施した「1年生を迎える会」では,事前に各学級で動画撮影をして,元気でかわいらしい1年生の様子を上級生に見てもらいました。「1年生を迎える会」では,1年生の合い言葉「ぽかぽか」を紹介しました。この合い言葉のもと,友達や周りの人のことを大切に思い,温かい心で接し,誰とでも仲良くできる学年,学級を目指し,子供たちの成長をサポートしていきたいと考えています。
5月12日には,初めての行事「運動会」がありました。ペア学年である5年生と一緒に練習に取り組み,きびきびとした行動を心掛けながら,最後まで諦めずに全力で取り組むことができました。また,個人や集団で競ったり励まし合ったりする「よさ」を学ぶことにもつながり,充実した運動会になりました。1年生にとっては,5年生のお兄さん,お姉さんと仲良くなれたことも,とてもうれしかったようです。
1年生の子供たちのスポンジのような吸収力,ぐんぐん成長していくたくましさに,驚かされる毎日です。学習では,目と耳と心で話を聞くことを大切にして,元気よく生き生きと学習に取り組んでいます。授業中にも元気に手を挙げる子が多く,発表しようという意欲を感じます。体を動かすことも,みんな大好きです。中休みや昼休みは,プレーグラウンドで元気に体を動かして遊んでいる子が多くいます。
まだまだ始まったばかりの小学校生活は,挑戦の連続です。学校生活における一つ一つの経験を子供たちの成長へとつなぎ,着実に前へ前へと進むことができるように,両担任が1年間大切に育てていきたいと考えています。
教育研究大会の開催に当たって(研究主任)
今年度の教育研究大会は,オンラインによる分散開催として,6月18日(金),25日(金),7月9日(金),16日(金)の4日間で実施します。「探究する子供を育てる教育活動の創造」を研究主題とし,2年次研究「各教科?領域における『探究型の学び』」の実践として,下記の授業を公開します。例年,旭川市内はもとより,全道?全国から多くの先生方に御来校いただいております。今年度は,オンライン開催ということで,全国各地から,より多くの方々に御参加いただけることと思います。
全学級公開とはなりませんが,コロナ禍においても生き生きと学んでいる附小っ子の姿を御覧いただくことで,本校の先見的?先導的な研究を発信し,実り多い研究大会となるように,現在準備を進めています。また,GIGAスクール構想の実現に向け,今年度から配備された「1人1台端末環境」を最大限に活用している様子も,公開授業を通して御覧いただく予定です。
なお,例年保護者の皆様に御協力いただいていた,授業の構想の丁合作業や大掃除,当日のお手伝い等については,今年度はありませんので,御承知置きください。