学校長 早勢 裕明 (はやせ ひろあき)
保護者の皆様へ
保護者の皆様には，日頃から，附属釧路義務教育学校の「使命と存在意義」をご理解くださり，教育研究活動はもとより教育研究環境の充実に多大なご支援をいただいておりますことに，まずもって，厚くお礼を申し上げます。
今年度の前期課程では，子供が孤立せず，集団に埋没しないよう，個の思いや考えを互いに共有し，協働的に解決する学びの充実に，教職員一丸となって取り組んで参ります。
申し上げるまでもなく，子供のよりよい成長は学校だけでは到底実現することはできません。今年度も，皆様のご支援を賜りますよう，何卒，お願い申し上げます。
かつて，内閣府の「子ども?若者白書」では，小?中学生の頃の生活体験や自然体験が多い子供ほど，大人になってからの意欲?関心等が高く，また，これらの体験が多い子供ほど，道徳観や正義感が強いという結果が示されています。特に，ご家庭で，規律ある生活習慣を身に付けることとともに，豊かな基礎体験をつませることが，子供の主体性を伸ばし，「確かな学力」?「生きる力」の基盤を堅固なものにすると考えられます。
保護者が，子供とかかわり，子供のよさを認め，目の前の進路たげでなく，将来にむけた適切なアドバイスをすること，子供をどこに連れ出し，どのような体験をさせていくかが重要なポイントになるとまとめられています。
家庭，ＰＴＡ，後援会，学校が，一つのチームとなって，前期課程での子供たちの学びを素晴らしいものにできればと願っております。どうぞ，よろしくお願いいたします。
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