地域協働推進の取り組みワークショップ「博物館で学んだ 地域へ?とともに」を開催しました
2017年3月1日
平成29年2月26日(日)、函館校アクティブラーニング室において、ワークショップ「博物館で学んだ 地域へ?とともに」を開催し、教員、学生及び一般市民、14名が参加しました。本ワークショップは、本校地域協働推進センター主催により、今後の大学と市民との協働を推進するうえで、大学を地域の“ミュージアム”と捉えた場合の仕組み創りを本校教員と市民との学び合いを通して具体化することを目的としたものです。
当日は、講師である元利尻町立博物館学芸員の西谷 榮治氏より地域の歴史から学んだ取組として利尻町の事例が紹介され、鎖国の扉に向かい利尻島に上陸したラナルド?マクドナルドの歴史と生徒減少という現在利尻高等学校が抱えている課題を繋げ、奨学支援基金を設立し生徒の留学を支援していることや、鳥取から伝承され形を変えた利尻麒麟獅子の復活を通した新しい文化の創造についてお話いただきました。
これらの実践から大学を通したまちづくりのコラボレーションの可能性について問題提起がなされました。その後グループに分かれ、参加者のそれぞれの立場から大学との協働の可能性について活発な議論が交わされ、最後に討議結果を発表しました。
発表では、「大学での実践が見えにくい」「学生の実践が住民としてのリアルさに欠けているのでは」などの様々な意見が出され、参加者が地域協働の課題やあり方について考え、更に理解を深めました。
▲西谷氏による講演風景▲ ▲利尻麒麟獅子の解説風景▲
▲討議の様子①▲ ▲討議の様子②▲
▲討議の様子①▲ ▲討議の様子②▲
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