地域協働推進の取り組みJICA研修団に地域学に関する授業等を行いました
2017年6月14日
平成29年6月6日(火)、函館校アクティブラーニング室を会場に、JICA「参加型地域開発のための地方行政強化」研修団の皆様に対し、地域学に関する授業や講演等を行いました。
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当日行ったプログラムの概要は以下の通りです。
?(1)小林真二先生による講演「日本のL型大学の動向と本学の地域プロジェクトについて」及び意見交換
(2)学生ボランティアによるランチ交流会&学内ツアー
(3)池ノ上真一先生?古地順一郎先生による講演「Social Clinic Project」及び意見交換
(4)古地先生担当授業「地域政策概論Ⅱ(コミュニティと自治)」への参加
(5)藤巻秀樹先生担当授業「地域プロジェクト〔外国人の目線で函館の国際化を考える〕」成果発表及び意
見交換
9:30~18:00までの長丁場となりましたが、研修生の皆様は最後まで熱心に質問や意見を出し合いました。中でも古地先生?藤巻先生がそれぞれ担当する授業は特に盛り上がり、研修生と学生が熱く語り合う有意義な時間となりました。
古地先生担当授業「地域政策概論Ⅱ(コミュニティと自治)」では、アフリカの5カ国から訪れた8名の研修生に対し学生がそれぞれの国の事情について質問したり、地方行政や若者の意識について情報や意見を交換したりしました。
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△お互いの国の地方行政について興味津々で聞き合う様子△
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また、藤巻先生担当授業「地域プロジェクト〔外国人の目線で函館の国際化を考える〕」では、学生たちが函館在住外国人へのインタビューに基づき、函館が真の国際化を果たす上での課題や指針を発表し、研修生からはデータの扱い方や今後のプロジェクトの方向性などについて踏み込んだ質問や意見が出されました。
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△どうすれば函館をもっと国際化できるか、熱く議論する様子△
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最後に研修生の皆様からは、本校が進めている地域プロジェクトやSC(ソーシャルクリニック)等の地域学関連教育?研究活動や、学生たちが身に付けているアカデミックな知識や態度などについて、本校でも参考にしたいとの感想が寄せられました。国際的な視野から地域学を推進している本校にとっても、参考になることの多い貴重な機会となりました。
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