NEWS(お知らせ)岡崎良さんの修士論文研究(2019年度)の国際査読誌掲載
2020年3月12日
昨年度(2019年3月に)本学大学院を修了した岡崎良さん(現高校教員)の修士論文研究が2020年1月に査読審査を経た末,国際論文誌 Planetary and Spase Science誌に掲載されました。(Volume 180, January 2020, article ID: 104774,オランダElsevier社)
岡崎さんは北海道大学附属天文台のピリカ望遠鏡(名寄市,口径1.6mは国内4番目の大きさ)を用いて,近地球小惑星(Near Earth Asteroids: 2天体「2000 PD3」と「Phaethon」)の測光偏光観測を遂行,研究を行い英語の論文にまとめました。
小惑星Phaethonは毎年12月に観測される「ふたご座流星群」の母天体として知られており,かつて彗星活動を起こした際に吹き出した塵が毎年12月に地球軌道と交差することから12月の流星の起源として一般にも知られています。
小惑星の偏光観測では,天体表層の散乱特性を知ることができ,Phaethon表層を構成する岩石粒子の典型的な大きさが,極域と赤道域では,異なっていることを見い出しました。
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岡崎さんは北海道大学附属天文台のピリカ望遠鏡(名寄市,口径1.6mは国内4番目の大きさ)を用いて,近地球小惑星(Near Earth Asteroids: 2天体「2000 PD3」と「Phaethon」)の測光偏光観測を遂行,研究を行い英語の論文にまとめました。
小惑星Phaethonは毎年12月に観測される「ふたご座流星群」の母天体として知られており,かつて彗星活動を起こした際に吹き出した塵が毎年12月に地球軌道と交差することから12月の流星の起源として一般にも知られています。
小惑星の偏光観測では,天体表層の散乱特性を知ることができ,Phaethon表層を構成する岩石粒子の典型的な大きさが,極域と赤道域では,異なっていることを見い出しました。
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