NEWS(お知らせ)『国際地域研究Ⅲ』が出版されました
2021年5月18日
北海道教育大学函館校国際地域研究編集委員会より、『国際地域研究Ⅲ』(大学教育出版 ISBN:978-4-86692-110-5)が出版されました。本書は、昨年10月に開催された第3回公開シンポジウム「国際地域研究の発展-世界を呼び込む地域へ 世界に挑む地域を-」における基調講演(金沢21世紀美術館初代館長として同美術館を、日本随一の集客力を持つ美術館であり、観光名所にした現兵庫県立美術館館長の蓑豊氏による「都市文化におけるミュージアムの役割」)や当日のパネルディスカッションのほか、国際地域研究の各論9本を掲載しています。
新しい研究分野であり、今後もさらなる進化が期待される「国際地域研究」の成果を是非ご覧ください。
〈目次より〉
第1章 都市文化におけるミュージアムの役割(シンポジウム基調講演)
第2章 新在留資格「特定技能1号」における政府目論見と実態との乖離―その要因と改善策試案―
第3章 大学は地域をエンパワメントできるか ―ソーシャルクリニックの試み―
第4章 万字線プロジェクト2019が拓いた新たな地平―地域と芸術をつなぐアートマネジメント人材育成に関する一考察―
第5章 日本語教育における法教育の可能性―日本語教育者が法教育を行う意義について―
第6章 地域海洋資源を活用した島国共通教材の開発
第7章 日本人青年期層の英語学習に関わる動機づけをサポートするビジョン
第8章 JICA課題別研修「初等算数教授法」における授業研究アプローチの可能性―附属函館小学校での実践例をもとに―
第9章 社会科学とマンガの架橋 いしいひさいち農民論―中島正都市論を媒介にして―
第10章 ロールズの「格差原理」についての覚書―格差論のための予備的考察―
<問い合わせ先>
北海道教育大学函館校室学術情報グループ
〒040-8567 北海道函館市八幡町1番2号
TEL:0138-44-4230
e-mail:hak-tosho{at}j.hokkyodai.ac.jp
(※{at}を@にして送信してください。)
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