国立大学法人北海道教育大学教員人事規則第34条の規定により、令和７年１１月２８日付けで次のとおり懲戒処分を行いましたのでお知らせします。

　上記教員は、令和５年度に開講された授業の担当教員として計７名の学生の指導を行うこととなっていたところ、このうち４名の学生について、授業を実施しなかったにもかかわらず成績を一律に「A」と評価した。

　令和６年７月２５日開催の教育研究評議会において、懲戒事案に相当すると判断し、懲戒にかかる審査手続きを開始し、事実の調査及びその他必要な事項についての審理を行い、令和７年１１月２７日に開催した教育研究評議会で処分を決定した。

　単位認定は大学教育の根幹に関わるものであり、単位認定の適正性を裏切る行為は許されるものではありません。
　本学は、地域を担う人材を養成する教育機関であることから、より高い倫理観?人権意識が求められており、大学として職員の倫理観の維持?向上に取り組んでいるところ、学生の模範となり、これを指導する立場にある教授がこのような行為を行ったことは誠に遺憾です。
　本学といたしましては、この度の事案を真摯に受け止め、このような事態が起こることのないよう、再発防止に向けた取組を一層強化し、信頼の回復に努めてまいります。