NEWS(地域連携)岩見沢校の学生が「プレコンワークショップ in 岩見沢」に参加しました
2022年12月21日
芸術?スポーツビジネス専攻ヘルスケア?スポーツマネジメント研究室と、美術文化専攻イラストレーション研究室の学生が、北海道大学COI-NEXT「こころとカラダのライフデザイン共創拠点」の活動として、「プレコンセプションケア」への理解を深めながら「じぶんらしい人生」と「ありたい世の中」について考えるワークショップに参加しました。WHO(世界保健機関)では、プレコンセプションケアは「妊娠前の女性とカップルに医学的?行動的?社会的な保健介入を行うこと」と定義しています。北海道教育大学が参画機関として参加している北海道大学COI-NEXTでは、副プロジェクトリーダーを務める荒田尚子先生(国立成育医療研究センター母性内科 診療部長)が研究開発課題として「プレコンセプションケアの実施」に取り組んでおり、若い世代が自分らしく生き、望めば望んだ時に産み、安心して育てられ、誰もが活躍できる地域社会を目指しています。岩見沢校の学生はプレコンセプションとは何かを学びながら、自身と社会の将来について、活発な対話と議論を行いました。
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DAY.1「じぶんらしい人生と必要なことを考える~プレコンを知ろう?考えよう~」(10/22開催)
荒田先生からプレコンセプションケアの概念について講義を行った後、自分の理想や希望などから「自分らしい人生像」を作成し、その実現に向けて必要なことについて議論を行いました。
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DAY.2 「じぶんらしく生きやすい世の中を描く~ありたい社会像の提言~」(11/23開催)
DAY.1で思い描いた「じぶんらしい人生像」と、現在の社会動向や統計データ等を照らし合わせて、理想と現実の違いを認識した上で、問題点や課題を整理し、自分が35歳になった時の「ありたい社会像」について意見を出し合い、そのイメージを美術文化専攻イラストレーション研究室の学生が中心となって「グラフィックレコーディング」の手法を用いて描いていきました。
「ありたい社会像」では「家事や育児を社会全体で支える仕組みづくりの必要性」や「生活を支えるための社会や企業制度の充実」、「ロールモデルとなる人材が多くいる社会」などの意見があげられました。
参加した学生からは、「健康がすべての基礎になると思った」「自分だけの視点では気がつかないことがたくさんあると知った」などの感想があげられました。
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