11月17日（日）～11月20日（水）、浦幌町の上浦幌公民館で通学合宿（上浦幌通楽（学）合宿実行委員会主催）が行われ、琉球大学からの特別聴講生3名を含む釧路校地域環境教育実践分野地域文化研究室の学生10名が、お手伝いとして参加しました。
　通学合宿とは、異年齢の子供たちが共同生活を送りながら通学し、食事作りや掃除なども自分たちで行うことで、責任感や思いやりの心、自立心等を育んでいこうとする取り組みで、浦幌町では通楽（学）合宿と呼んで実施しています。
　地域文化研究室では平成25年（2013）より上浦幌通楽（学）合宿のお手伝いをしてきましたが、令和2年（2020）～令和5年（2023）にかけては感染症の流行等のため、中止もしくは規模を縮小しての実施とせざるをえなくなっていました。それが令和6年（2024）には5年ぶりに全面的に実施することができたもので、上浦幌中央小学校および上浦幌中学校の子どもたち12名が参加しました。
　参加した学生からは、「子どもたちと3泊4日を過ごし、集団としても、個人としても成長することができた」「子どもたちとだけでなく、保護者や実行委員をはじめ、地域の大人のみなさんとも関わることができた。地域のみなさんの温かいまなざしの中で、活動ができていることに気付いた」「時間が経ってからでないと気付くことができないこともあると思う。今後も学びを深めていきたい」といった声が聞かれました。