NEWS(お知らせ)【令和7年1月12日開催】未来の学び協創研究センター第24回セミナー「生成AI活用の先にある学校教育の未来」を開催しました
2025年1月15日
令和7年1月12日(日)、本学未来の学び協創研究センター(後藤泰宏センター長)は、第24回セミナー「生成AI活用の先にある学校教育の未来」をオンライン形式で開催しました。
本セミナーでは、「親子で学ぶAIリテラシー?ミライの学び?」中里彰吾 先生(札幌市立中央小)、「生成AIを学びのパートナーに」 野口紗百合 先生(洗足学園小)、「いいこと思いついた!と出会うために」中村亮太 先生(東京学芸大学附属竹早小)、「国語の力を引き出す生成AIの活用」渡邉光輝 先生(お茶の水女子大学附属中学校)、「学校で生成AIを仲間や先生と学ぶ」竹谷正明 先生(特定非営利活動法人みんなのコード)とそれぞれから実践発表が行われ、生成AIを活用した先進的な実践事例が共有されました。
さらに、遠藤太一郎 先生 (東京学芸大学 准教授/カナメプロジェクトCEO)が「AIがもたらす教育の未来を考える」、辰己丈夫 先生 (放送大学 教授)が「AIを使うときの倫理」と題してそれぞれ講演を行い、生成AI活用の先にある学校教育の未来について、実践と理論の両面から考える貴重な機会となりました。
本セミナーには、全国から現職教員、学生、教育委員会関係者、大学教員など135名の参加があり、「学校での実戦やその狙いと効果や、最新の研究、倫理など網羅的な内容で大変勉強になった。」「生成AIの教育利用についての実践例や今後の展望が様々な側面から示されていた。」「これから取り組む学校や今後活用を進める上でも先進的な取組が参考になります。」「学校の事務的な仕事だけでなく日常授業での教材研究、評価、授業改善等、活用の仕方を知っているだけで、効率よく効果的にできることが増えると思えた。」などといった声が寄せられました。
コーディネータを務めた本学未来の学び協創研究センター副センター長の佐藤正範 特任講師は、「文部科学省から新しい生成AI利活用のガイドラインが出された直後で、具体的な活用事例が生まれてきている。小学校段階から大学の教育まで生成AIを有効的に使うことが、教育の質を高めるきっかけになることが本セミナーで共有することができた。」と総括しました。
なお、本セミナーは北海道教育委員会の北海道教職員研修計画に位置付けられている認定セミナーです。今後も教育の最新事例や研究成果をもとにした魅力的なセミナーを開催していきます。ぜひご期待ください!
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本学 後藤泰宏 未来の学び協創研究センター長からのご挨拶
辰己先生 遠藤先生
中里先生 野口先生
中村先生 竹谷先生
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渡邉先生
パネルディスカッションの様子
配信会場のSUGOI部屋@東京学芸大学附属竹早小学校
※SUGOI部屋は本学と連携協定を結ぶ株式会社内田洋行さんが、東京学芸大学、附属竹早地区の連携研究で協創した最先端の教室のモデルルームです。
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