NEWS(お知らせ)札幌校の学生が畜産体験を実施しました
2016年9月29日
平成28年9月27日(火)、恵庭市の「むらかみ牧場」及び安平町の「北海道畜産公社早来工場」において、畜産体験を実施し、札幌校生活創造教育専攻の2年生16人が参加しました。
本事業は、相互協力協定を締結しているJAグループ北海道の協力を得て行われ、札幌校生活創造教育専攻学生の「教育フィールド研究Ⅳ」の一コマとして毎年実施しています。
「むらかみ牧場」では、代表の村上さんから、酪農が動物の命に支えられている実態や酪農という仕事に対する思い等についてお話を伺い、その後、搾乳体験や牛舎の給餌体験で動物達とふれあい、バターづくり体験を行いました。
午後からは、「北海道畜産公社早来工場」に移動し、生体検査から枝肉及び正肉出荷までの食肉処理の過程を学んだり、処理ラインを見学したりしました。質疑応答では、多くの質問がなされ、意欲的に学ぼうとする学生の姿が見られました。
参加した学生からは、「酪農は第一次産業という印象が強かったが、日本の食文化や命の尊さを伝えたいという生産者さんの思いから、第三次産業にもつながることがわかった。」「家畜の一生をみて、わたしたちは命をいただいて生きていると認識できた。」「教師になった際には、体験をもとに、食や命とどう向き合っていくかということを子ども達に教えていきたい。」などのコメントがあり、有意義な体験となりました。
(村上さんから酪農のお話を伺う) (搾乳体験)
(給餌体験) (畜産公社において一連の流れを伺う)