NEWS(お知らせ)平成28年度エデュケーション?カフェin札幌を開催しました
2017年1月17日
平成28年12月18日(日)、札幌校で「第30回エデュケーション?カフェin札幌」が開催されました。エデュケーション?カフェは「教師の仕事について考え、より深く理解してもらうこと」をテーマとして、高校生が本学教員や学生と一緒に模擬授業を作り上げていく企画です。
今年は、札幌市内及び近郊の高校28校から105名の高校2年生が参加し、国語、算数、社会、理科、社会、英語、保健体育の6教科のそれぞれのグル-プに分かれて授業づくりと模擬授業を行いました。
高校生は教科ごとに10名前後のグループに分かれ、グループを担当する大学生3~5人からのアドバイスを受けながら、約1時間半で授業づくりを行います。大学生は、黒板等で指導案作成のコツを説明し、高校生がグループ毎に指導案を作成する際にも様々なアドバイスをして、発表までの指導案や教材の作成を支援します。高校生のアイデアが豊富で、時間が不足する場面もみられました。
指導案作成の様子
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その後、複数グループがひとつの教室に集まり、高校生が1グループ15分間で、各々個性豊かな発表を行いました。発表後は司会を務める大学教員による講評が行われ、感想や意見が交わされました。
最後は、大教室で飲み物とお菓子を頂きながら、和やかに閉会となりました。
参加した高校生からは「教員になりたいという思いが強くなった」「教える側の大変さと難しさ、楽しさがわかった」等の感想が寄せられ、教えることの難しさを実感しつつも仲間と力を合わせて授業を作り上げたことは、とても貴重な経験となったようです。指導した大学生からも、「教えることを教えるのが難しい」「高校生との交流から得るものがたくさんある」等の感想があり、貴重な学びの機会になっています。