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  1. 国立大学法人 北海道教育大学
  2. 函館校
  3. 専攻紹介
  4. 地域協働専攻?国際協働グループ
  5. 国際協働グループの授業紹介

専攻紹介国際協働グループの授業紹介

河 錬洙 先生 HA Yonsu

河錬洙先生専門分野:国際法、国際協力
最終学歴:龍谷大学大学院法学研究科
出身高校:将忠高等学校(韓国?ソウル)

担当授業『国際機構論』

この授業は、国際文化協力専攻の国際協力分野必修科目として、まずは国際社会の仕組みを理解して上で、様々な国際問題の解決手段としての国際協力の在り方や考え方について学習しています。特に、国際連合を中心に、各国際(協力)機関の構成や役割などについて解説しています。また、授業形式も、ワークショップ型?ディベート型?プレゼン(ディスカション)型等、いわゆる参加型授業を行っているので、わかりやすく、かつ飽きない授業を心懸けています。
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小林真二 先生 KOBAYASHI Shinji

小林真二先生専門分野:日本文学、日本近現代文学
最終学歴:筑波大学大学院文芸?言語学系
出身高校:長野県長野高等学校

担当授業『日本近現代文学演習』

この授業では、国語教科書に掲載されている日本近現代文学(現代文)の特徴を徹底的に分析すると共に、学校教育で指導されてきた読み方を振り返り、教室内における文学のありようの相対化をはかります。近年、教科書以外で文学に触れる機会の少ない学生が増えているようですが、教室を離れた豊かな読書の楽しみや可能性についてあらためて考えるための、そして国語教員志望者にとっては読解と読書、教室の内と外などの差異を認識した上で指導を考え直すための契機としてもらえたら嬉しく思います。
少人数での演習(発表)と議論を中心としますので、ぜひ一緒に文学について、熱く楽しく深く語り合いましょう!!
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孔 麗 先生 KONG Li

専門分野:中国経済論、中国企業経営論
最終学歴:北海学園大学大学院経済学研究科博士課程 博士(経済学)
出身高校:中国?瀋陽市第24中学校

担当科目『国際地域企業論』

グローバル時代では、ヒト、モノ、カネが国境を越えて高速度で移動しますが、政治、経済、社会、文化などの違いと変化が、それに大きな影響を与えます。その経営環境に適応できなければ企業の存続が危うくなる一方、うまく適応できればビッグチャンスにもなります。国際地域企業論と後期に開講する比較企業論には、明確な境界がありませんが、前者の授業では、グローバル時代に活動を展開する企業の経営、組織、戦略についての基礎知識を学び、国際的な視野から地域とりわけ道南地域の企業の経営発展を考える目を養います。後者では、国際的な経営展開をしている米国、欧州、東南アジア、中国そして日本の企業の企業統治、経営戦略、生産管理システムなどを比較し、共通性と特殊性を見ていく中で、道南地域の企業が海外展開する上でのヒントを探していきます。
経済?経営は生きものなので常に変化します。その変化を一緒に勉強しましょう。
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高橋圭介 先生 TAKAHASHI Keisuke

専門分野:日本語学
最終学歴:名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士課程 博士(文学)
出身高校:山形県立酒田東高等学校

担当授業『日本語学概論』

この授業では、日本語学における基本概念、重要な研究課題について、具体的な言語現象に基づきながら概説します。他言語との比較や、日本語学習者の誤用例の分析を通して、身近な言語である日本語を客観的に観察する力を養っていきます。日本語の音声から、文字?表記、意味、文法、敬語、方言など、さまざまな分野の基礎知識と基本的な考え方を身につけることで、より高度な内容を扱う授業への橋渡しをすることがこの授業の目的です。特に日本語教師を目指す学生、日本語教育能力検定の合格を目指す学生にとっては、今後の学習?研究を進めるにあたって前提となる知識を得ることができるはずです。
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山岡邦彦 先生 YAMAOKA Kunihiko

専門分野:韓国研究
最終学歴:上智大学外国語学部
出身高校:広島大学附属高等学校

担当授業『韓国社会論』

日本と韓国、そして膨張著しい中国が位置する東アジアの動向こそ、21世紀の世界の行方を左右するといっても過言ではないでしょう。
この授業は、日本と中国の間で独自の社会、文化を培ってきた韓国を研究することを通じて、日韓関係や東アジアの将来を展望しようとするものです。北朝鮮も研究対象に含みます。
2015年は、日韓国交正常化から50年、日本の朝鮮半島植民地支配が終わって70年の節目にあたります。歴史的、地政学的な観点から、日韓関係のさまざまな事象を読み解いてみたいと思います。偏見や先入観にとらわれた断定や主張を排除するには、事実関係をきちんと把握する以外にありません。そうしてこそ、自分なりの考えを持って素直に隣人と語り合えるはずです。
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木村哲也 先生 KIMURA Tetsuya

専門分野:フランス文学
最終学歴:東京外国語大学大学院修士課程
出身高校:神奈川県立湘南高等学校

担当授業『欧米文化概論』

アメリカと言えば、合衆国だけでなく、南北アメリカを見ていますか。ヨーロッパ、と言っているのに英語圏だけ見ていませんか。この授業では、欧米での公用語の確認や食文化の比較などを切り口に、さまざまな視点から、欧米の文化について見てゆきます。英語圏で、イギリスはヨーロッパの離島部で、日本と同じで車が右側通行ですが、主要先進国としては、極めて例外的です。合衆国は遠くの新興国です。ヨーロッパ大陸は、フランスやドイツなどを中心としていて、国境は陸続きで、ある意味では一つでもあり、ある意味では多様性があります。そして、合衆国の南は、ブラジルでのポルトガル語を望除き、ほとんどの国がスペイン語です。また、キリスト教の影響が陰に陽にあります。個人主義と言われるヨーロッパ。受動的にならず、自らも調べ、感想を述べる形式の中で、主体的にヨーロッパについて学んでいきたいと思います。
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菅原健太 先生 SUGAWARA Kenta?

専門分野:第二言語習得論
最終学歴:北海道大学大学院国際広報メディア?観光学院
出身高校:北海道帯広柏葉高等学校

担当科目『第二言語習得論』

グローバリゼーションが加速する中、私たちが学校の内外で母語の次に学ぶ言語(第二言語)を使用してコミュニケーションができる機会は身近になっています。たとえば、英語の使用により、自分(あるいはメンバーと共同)で生み出した考えや作品を同じ興味?価値観?目標を持つ日本語がわからない他者へ公表できるようになります。このように特定の第二言語が、自分や所属チームに国際的な舞台や異文化圏で活躍のきっかけをあたえてくれるかもしれません。その一方で、第二言語でコミュニケーションを図る行為が相手の気持ちや期待に沿うものでない場面もあります。人々の将来像の発達やアイデンティティの形成に関わる第二言語は、どんな過程を経て習得されるのでしょうか。また、第二言語の使用を促す?妨げる人々の意志が、学校?組織にどんな変化をもたらすのでしょうか。具体的な問題を見つけ、解決への考え方を他者にわかりやすく伝える力を身に着けることが本授業の目標です。
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アンドレ?パーソンズ 先生 PARSONS Andre

専門分野:英語コミュニケーション論
最終学歴:ノッティンガム大学大学院英語学研究科(イギリス?遠隔教育)
出身高校:ホランズメモリアル高校(カナダ)

担当科目『英語コミュニケーション論』

In this course, we will learn about how we use English in a variety of situations. For example, we will look at how we use language for various purposes such as greeting, making requests or apologizing. We will also investigate how we change our language depending on the listener such as when we use slang in a conversation with a friend as opposed to when we use formal English in a discussion with a professor. In addition to these topics, we will study how we use English online via social networks, and how we use English to create humour. By employing a variety of examples through various media, and studying those examples as a class and in groups, the goal of the course is to help students better understand how English is used.
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伊藤美紀 先生 ITO Miki

専門分野:日本語教育学
最終学歴:ウィスコンシン大学大学院マディソン校(アメリカ)
出身高校:北海道函館中部高等学校

担当科目『日本語教育学Ⅰ』

この授業では、日本語教育学と日本語を教える方法についての基礎を学びます。海外、国内、および地域の日本語教育の現状を学びます。日本語教育における教授法についての歴史的な流れを追い、各教授法についての理解を深めていきます。目的?対象別の日本語教育の方法や日本語能力の評価法にも触れます。教授法や評価法の背景にある言語観、言語学習観を考察しながら、現在およびこれからの日本語教育について多元的に考えていきます。多言語多文化共生社会実現のために必要とされる共生日本語教育という考え方についても触れます。
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菅沼 聡 先生 SUGANUMA Satoshi

専門分野: 哲学
最終学歴: 東北大学大学院文学研究科
出身高校: 私立ICU(国際基督教大学)高等学校(東京都)

担当授業『哲学的対話演習』

はるか昔、ソクラテスは一般の市民たちと自由闊達に議論し合い、そこから哲学の基礎が築かれたと言います。一方、現代のわれわれは、本気で議論し合う場をなかなか見つけることができません。そんな中、この授業は本気で議論し合う場を提供したいと思います。この授業は、自分で自由に哲学的テーマを設定し、それについて発表し、その発表をもとに参加者全員で議論していく比較的少人数の演習型授業です。
哲学とは、大まかには、宇宙?世界?人生全体の根本原理を探求する営みのことですが、この授業では哲学の予備知識は不要です。必要なことは、こちらでその都度説明します。「哲学的テーマ」も自由に解釈してもらってかまいません。議論好きな人はもちろん、議論に慣れたいという人にお勧めです。皆さんのユニークな発想に期待し、エキサイティングな対話を楽しみにしています!
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村田敦郎 先生 MURATA Atsuro

専門分野:文化人類学
最終学歴:早稲田大学大学院人間科学研究科
出身高校:私立桃山学院高等学校(大阪府)

担当科目『文化人類学』

文化人類学が対象としてきたのは、文化-つまり人々がもつ慣習、取り巻く環境、信仰など多岐にわたります。文化をとりあつかう際に注目すべきは「様々な事実の中にある、人間はいかようにも現れうるのだ」という人類の多元性です。この授業では、文化人類学の中心的テーマや方法論を学び、世界の民族事例を通して、物事を相対化する視座を学びます。 
文化人類学が現代社会に寄与した功績のひとつは、文化?社会のあいだに差異は認めても、優劣の存在は否定するという人間観と異文化理解の視座をうちたてたところにあります。グローバル化が進む現在、ますます物事を相対化する見方が必要となっているのはいうまでもありません。
この授業は、研究史を踏まえつつ文化人類学の方法や理論を学び、さらに現代的問題を取り扱うことによって、多角的な視座を得ることを目的とします。 
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星野立子 先生 HOSHINO Ritsuko

専門分野:英米文学
最終学歴:早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学
出身高校:北海道釧路湖陵高等学校

担当科目『比較演劇』

古代ギリシア演劇から始めて演劇の歴史を概観した後、著名な演出家の仕事を見ていきます。特に、日本の劇作家や演出家が海外で活躍する様子や、イギリスの劇作家シェイクスピアの作品がどのように演出されているか等を取り上げます。日本を代表する演出家の蜷川幸雄は、シェイクスピアの悲劇『マクベス』を日本の戦国時代に置き換えて『NINAGAWAマクベス』として上演し、海外で高い評価を受けました。以来、精力的にシェイクスピアの新しい演出を行っています。また、イギリスの演出家ピーター?ブルックは自らの演劇理念に基づいて、実験的なシェイクスピア演出を行い、高い評価を得ています。
このような演出家の実際の舞台と理念を取り上げ、比較演劇的な観点で考察します。

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