NEWS(お知らせ)「学校教育の実践と省察Ⅰ:学校体験(1年生)」,「学校教育の実践と省察Ⅱ(2年生)」が実施されています。
2025年6月18日
釧路校では,学生が実践的な教育力を身につけられるよう,1年生から「実践?省察科目」を設けています。これは,学校現場での実践と大学での省察を繰り返し行うことで,未来の教師としての資質を段階的に養っていくことを目的としています。
1年生:「学校教育の実践と省察Ⅰ」
今年度も5月から,1年生は「学校教育の実践と省察Ⅰ」に取り組んでいます。この科目は前期に「学校体験」として計2回の実習を行います。これは,大学入学間もない時期の学生が,学校実習の進め方を理解することを目的としています。2年生と共に実習校へ赴き,先輩から多くのことを学ぶ中で,学生は「教師」としての視点を意識し始めます。教わる側から教える側へと意識を転換していくこの経験は,後期からの本格的な実習に臨むための大切な土台となります。
2年生:「学校教育の実践と省察Ⅱ」
2年生が履修する「学校教育の実践と省察Ⅱ」では,1年次の経験を活かし,子どもたちとの関わり方を学ぶことに重点を置いています。すでに中間指導も実施しており,学生は実習中の具体的なエピソードを取り上げて省察し,学びを深化させています。ここでは,子どもたちとの関わり方に加えて,「どのような教師になりたいか」,「どのような子どもを育てていきたいか」といった自身の教育観や,自身の強み?課題を明確にしていくことも重視しています。この経験は,3年生で履修する「教育実習Ⅰ」で授業実践を行うための重要なステップとなります。
釧路市,釧路町,白糠町の公立小中学校,および附属釧路義務教育学校前期課程?後期課程のご協力のもと,学生たちは貴重な現場での学びを重ねています。学校現場での実践と大学での省察を繰り返すことは,学生が一歩一歩,教師として成長していくための貴重な機会です。この4年間で培われる力が,学生たちが自信を持って未来の教壇に立つための糧となることを願っています。
①出発:バス乗車
②授業観察
③授業観察?授業支援
④子どもとの交流?給食指導への参加
⑤授業準備?環境整備