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NEWS(お知らせ)教育実習Ⅱが終わりました!

2025年11月25日

【教育実習の実施概要】
 北海道教育大学釧路校では、9月から10月末にかけて10日間の「教育実習Ⅱ」を実施いたしました。この実習は、教育実習Ⅰとは異なる校種(例:Ⅰが小学校ならⅡは中学校)での実践を通じて、より教育に関する理解を深めることを目的としています。
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実施校:全員が附属釧路義務教育学校にて実施
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実習期間:
前期課程:10月16日(木)~10月29日(水)
後期課程 第1期:9月29日(月)~10月10日(金)
後期課程 第2期:10月16日(木)~10月31日(金)
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 事前指導では、実習Ⅰの経験をふまえ、学生一人ひとりが明確な課題意識を持って実習に臨みました。これにより、小学校と中学校の両方の教員免許取得に向けた知見を得るだけでなく、授業実践や観察を通して教師としての確かな成長をねらいとしています。小学校と中学校の両校種を経験することで、子供の発達段階の違いをより具体的に理解することができました。
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【事後指導と今後の展望】
 事後指導では、実習で設定した課題に関連するエピソードを選び、「8つの窓」とよばれるワークシートを用いた省察を行いました。
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実施日:
附属後期課程 第1期:10月24日(金)
附属前期課程?附属後期課程 第2期:11月14日(金)
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 省察を通して、学生は実践場面で活用できる知識や技能の理解を深めるとともに、自身が目指す「教師の姿」や「育てたい子供の姿」を見つめ直しました。
 4月からは多くの学生が各地で教員として働き始めます。実習で明確になった自身の課題や問題意識を、卒業までの学びのテーマとすることで、即戦力となる教師としてスタートを切るための準備につなげることを期待しています。また、教師として働き出した後、どのような教師になりたいかという教師像について、継続的に深く考え続けてほしいと願っています。
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【教育実習を終えた学生の声(一部抜粋)】
実習を終えた学生からは、以下のような学びと前向きな感想が寄せられています。

〇教員としての心構え:
?「教員として働くための準備や心構えができた。」
?「主免実習で学んだこと、課題を意識して実習することができた。また、4月から教師になると自覚をすることができた。」
?「教科の学びだけでなく、学級経営の心構えなど、プラスαで様々なことを指導していただけた。」

〇小中連携?発達段階の理解:
?「小学校と中学校のつながりを知る上でとても意味のある経験だった。」
?「小学校の教員になる上での、小学生との接し方や、中学校を見通して小学生を教育していくためのイメージをもてた。」
?「小学校と中学校での発達段階の違いや、それに応じた授業、指導、学級経営の方法を学ぶことができた。」

〇授業実践と自己課題の明確化:
?「中学校では異なる学級での指導という難しさを経験することができた。」
?「授業づくりや、子どもたちとの関わり方について改めて学ぶことができた。また、自分にはどのような課題があるのかを明確にし、今後何を学ぶべきか、何を実践すべきかを理解することができた。」
?「主免(取得予定の免許)以外の校種で授業を見たことで、教師としての心構えや生徒へのアプローチ、授業展開など様々なことを学ぶことができた。また自分の想像している教師像をより明確にすることができた。」

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