教職大学院生の声現職教員として教職大学院で学ぶ「院生としての2年間」
山本 勇太さん(令和3年度卒業)
- 所属:北海道教育大学附属釧路中学校(令和3年度時点)
- 担当?顧問:保健体育科、陸上競技部
部活動や校務で、講義に参加できないのではないかと不安でしたが、勤務校の先生の協力や、教職大学院の先生方と相談し、柔軟に対応することができました。
教職大学院で学ぼうとした理由?研究テーマ
日常の学級経営や教科経営、場面に応じた生徒指導が、生徒の成長に大きく関係することを実感していました。
しかし、その時々の勘や経験で指導することも大事なのでしょうが、生徒の指導に関わる諸理論について学びたいと思い、「学級経営や生徒への適切な指導や支援について」を研究テーマとして考えています。
2年間の学び
1日の予定表(子ども理解?学級経営コースの場合)
コースの授業やゼミがある曜日
6:00 | 起床 | ||
---|---|---|---|
7:15 | 勤務校へ出勤 | ||
授業 | |||
17:30 | 勤務校退勤/教職大学院へ | ||
[2校授業のある時] | [1校授業のある時] | ||
18:00 | 授業⑥ | 18:00 | 授業⑥ |
19:40 | 授業⑦ | 19:30 | 授業終了 |
21:10 | 授業終了 | 20:00 | 帰宅 |
21:40 | 帰宅 |
共通科目等の授業がある土曜日
起床 | |
8:45 | 教職大学院へ |
9:00 | 授業①(選択科目)※1つのクォーターのみ |
10:45 | 授業②(共通必修科目) |
昼食 | |
13:00 | 授業③(共通必修科目) |
14:40 | 授業④(共通必修科目) |
16:20 | 授業⑤(共通指定科目) |
17:50 | 授業終了 |
18:20 | 帰宅 |
第1クオーター(1週間)の時間割
(子ども理解?学級運営コース/釧路校の場合)
現職の院生 山本さんに聞く
現職の先生が、学ぶメリットとは?
教職大学院での学びや、学ぶ中で高まった実践意欲を、即座に教育実践に反映させることができます。
実践の省察を通して、自分の教育実践の有用性や今後の実践の見通しを立てることにもつながっていきます。
うまく両立させるための秘訣とは?
時間は有限です。これまでの時間の使い方を見直し、より効率のよいタイムマネジメントを検討することができます。私も、時間に対する概念が変わり、必然的に無駄のない時間の使い方ができるようになった気がします。